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耳鳴りと難聴

更新日:2023.11.13

最近増加のヘッドホン難聴(騒音性難聴)とは?

最近増加のヘッドホン難聴(騒音性難聴)とは?

昨今、若い世代の難聴が増えてきており、その要因の一つが騒音性難聴です。
騒音性難聴は「イヤホン難聴」「ヘッドホン難聴」「スマホ難聴」とも呼ばれています。
この記事では、騒音性難聴の原因や治療についてご紹介します。  

イヤホン難聴の特徴とその原因は?

長時間、音漏れするほどの音量でイヤホンを聞くと、イヤホンから直接耳の中に入った音が、内耳の蝸牛にある「有毛細胞」を傷つけてしまいます。
この有毛細胞は一度ダメージを受けると回復しづらいため、聞こえの低下につながってしまいます。

騒音性難聴の特徴は、ある日突然聞こえなくなるのではなく、時間とともに自覚がないまま徐々に進行し、両耳の聴力が低下していくのです。
自覚症状が耳鳴りや昨今、若い世代の難聴が増えてきており、その要因の一つが騒音性難聴です。

騒音性難聴は「イヤホン難聴」「ヘッドホン難聴」「スマホ難聴」とも呼ばれています。
この記事では、騒音性難聴の原因や治療についてご紹介します。

気をつけたい音の目安

WHOでは、80dB(地下鉄車内や飛行機内の音、パチンコ店やゲームセンター)の音なら1週間当たり40時間以上、98dB(95dBがオートバイの音で100dBが線路が見えるタイプのガード下の音)で1週間当たり75分以上聞くことで有毛細胞がダメージを受けると報告しています。

ちなみに、外出先でイヤホンを聞いている時、周囲の騒音をかき消すように大きくしてしまう場合、その音は110dB以上になっていると言われています。
周囲の音のボリュームが大きくなると思われる環境では、耳栓をつけるなどするとよいでしょう。  

イヤホン難聴予備軍は多数!WHOが警告

世界でイヤホンを使用している人の数は、スマートフォンの普及とともに急速に増加しています。

2015年にWHO(世界保健機関)は、中高所得の国の12歳から35歳の年齢層の約50%がスマートフォンなどで大音量で音を聞き続けているとし、また、そのうち40%ほどがクラブやコンサート会場などでも大音量にさらされているとし、多くの若者がイヤホン難聴のリスクを抱えていると報告しています。  

治療や予防法はある?

内耳の有毛細胞は大きなダメージを受けると再生されません。
症状の進行によっては、治療は薬物治療や補聴器の装着が勧められる可能性もあります。
予防のためには、特に以下のポイントを心がけることが大切です。

・音の大きさと聞く時間、頻度に注意
イヤホンで音楽を聴く時間は1時間程度にとどめ、耳を休ませる時間を設けるように心がけましょう。

・ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンを使う
イヤホンを購入する時は、周囲の騒音を選んで取り除いてくれる「ノイズキャンセル」機能付きのものを選びましょう。
イヤホンを外出先で聞く頻度や時間が多い人は特に、イヤホンの音量を大きく上げてしまう傾向にあるため、小さな音でも音楽などを聞けるようにしておきましょう。
この機能以外にも、テクノロジーの進化と共に、最近では音の大きさをユーザーに通知する機能を持ったBluetoothイヤホンなども発売されています。

・耳栓を使う
常に耳栓を持ち歩く習慣をつけることもよいでしょう。
身の回りの音が大きいと感じたら、耳栓で耳を守ることが大切です。
耳栓がない場合は音の出ていないイヤホンを耳に装着するだけでも、耳栓ほどではありませんが、耳を守る効果が期待できます。

まとめ

近年のワイヤレスイヤホンやスマートフォンの普及に伴い、移動中に音楽を楽しむ人も増えています。
しかし、長時間の利用は難聴リスクを高め、認知機能にも影響を及ぼす可能性もあります。
ノイズキャンセリング機能や耳栓で耳を守る習慣をつけることが大切です。


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