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補聴器と集音器

更新日:2024.01.24

集音器のおすすめランキング15選

集音器のおすすめランキング15選

集音器には、さまざまな形状があり、製品によって機能も異なります。
何を重視するのかで、自分に合う製品も変わるため、人気の器種を中心にその特徴を見ていきましょう。

集音器と補聴器の違いとは

補聴器に比べると、「集音器」という言葉はあまり馴染みがないかもしれません。
これらは、両方とも同じように認識されることもありますが、実は違います。

まず、集音器は家電(音響機器)で、家電量販店やインターネット上のショップ等で購入することが可能です。
一方、補聴器は医療機器であり、医師の診断と作成のためのいくつかの手順を経て購入することとなります。

価格や性能にも違いがあり、集音器は基本的に音を大きく聞こえやすくするもので、補聴器と比べると安価です。
一方、補聴器の価格帯は幅広く、5万円程度のものから30万円を超えるものまであります。一般的に、高額なものほど性能も充実しています。

関連記事:補聴器とは?集音器とは?

集音器の選び方

集音器には、いくつかのタイプがあります。
特徴をよく知って、選ぶ時の参考にしてみましょう。

関連記事:集音器の選び方は?デジタル・アナログの違いも解説

形で選ぶ

耳穴型

耳の穴にいれて装着する、一般的なイヤホンに似た形状をしているのが特徴です。
目立ちにくく、軽くてコンパクトなため、おしゃれを意識したい人にも使いやすいでしょう。メガネやマスクの装着時も邪魔になりません。

耳掛け型

集音器本体は耳の穴に入れ、搭載されているフックを耳にかけて装着するタイプです。
フックになる部分にボタン等が搭載されていて、音量の調節などはこのボタンで行うことができます。
メガネをかける方は邪魔になり不向きかもしれませんが、操作のしやすさから人気もあります。

骨伝導型

頭蓋骨を振動させて音を届けるタイプです。
耳の穴を塞ぐことなく装着できるため、鼓膜への負担がなく長時間使いやすい点がメリットと言えるでしょう。
骨伝導タイプは、音が鳴る部分をこめかみ部分に装着して使用します。

ポケット型

イヤホンと、箱型の操作できるパーツがケーブルでつながっており、ポータブルラジオのように使います。
箱形のパーツはポケットに入れるなどして持ち運ぶ必要がありますが、ボタンが大きくて操作しやすく、紛失しにくい点がメリットです。
安価に集音器を購入したい人にも向いているでしょう。

電源タイプで選ぶ

電池式タイプ

乾電池やボタン電池を使用する集音器は、電源が確保できない場所でも使いやすいのがポイントです。
充電をするのが億劫だという人にも向いているでしょう。
電池式なら、停電時や災害時でも電池さえ確保しておけば使うことができます。

充電式タイプ

本体にバッテリーを搭載し、USBケーブルや専用の充電器を使って充電するタイプです。
電池式よりも軽くてコンパクトなものが多いため、できるだけ目立たず持ち運びやすい集音器を好む方に向いています。
ただし、充電がなくなると使えないため、旅行などで長時間使用する際はモバイルバッテリー等を持っておくと安心です。

集音器のおすすめランキング

集音器はさまざまなメーカーがそれぞれ特徴のある製品を販売しています。
特におすすめなものをピックアップしてランキング形式でご紹介します。

1位 オリーブスマートイヤープラス

オリーブユニオンの「オリーブスマートイヤープラス」は、見た目がおしゃれで高度な音の調節も可能な、耳穴型の集音器です。
スマートフォンと連携させて使います。
周波数に合わせた音の調整や、使用場面に適した集音モードの切り替えで、より快適に使える点がポイントです。
スマートフォンの使用に抵抗がない方にぴったりでしょう。

詳しくはこちら>>集音器 オリーブスマートイヤープラス(Olive Smart Ear Plus) | オリーブユニオン公式サイト

2位 ソニーSMR-10

集音器とテレビ用スピーカーの両方の使い分けができる点が大きな特徴です。
室内などの静かな環境と、道路や電車内などの雑音の多い場所で聞こえ方を自動的に調節してくれるオートシーンセレクトという機能がついており、少ない操作で快適に使えます。
人と話をする時や周囲の状況を把握したい時は集音モード、自宅でゆっくりテレビを見てくつろぎたい時はスピーカーモードといったような使い分けをしたい方におすすめです。

3位 フェミミ耳あな型デジタル集音器VR-L50

小型で耳の中にすっぽり入り、肌の色に近いため目立たないのが嬉しい集音器です。
人の声を増幅して聞きやすくなる機能を搭載しており、消費電力を抑える設計のため電池消費量が少なくて済みます。
集音器をつけていることが周りの人にバレたくない方や、おしゃれの邪魔をしないものを探している方や、電池の交換頻度を抑えたい方におすすめです。

4位 きこエール

耳穴タイプの集音器です。
防水・防塵機能が充実していて、汗や雨、ちりやほこりなど日常生活でのトラブルに耐えることができます。
また、普通のイヤホンとしての使用も可能で、スマートフォン等と接続すると動画や音楽をそのまま楽しめます。
スマートフォンと連携して操作することに抵抗のない方や、普段からよくスマートフォンで動画や音楽を視聴する方にぴったりでしょう。

5位 福耳骨伝 響 -PREMIUM-

骨伝導タイプの集音器です。
カチューシャのように頭に被りますが、耳を塞がずに使用できます。
音を集めるマイクにはカバーがついていて、雑音や風による不快な音を軽減してくれます。
集音器や補聴器の使用で耳が疲れたり、負担を感じたりする方におすすめです。

6位 みみサポアクティブ

スマートフォンアプリと接続して使うことができる集音器です。
「環境プログラム設定」では、オリジナル、標準、騒音抑制、屋外、の4つの環境プログラムが設定されており、この環境プログラムをアプリで操作することができます。
「雑音抑制モード設定」では、街、レストラン、家、の3つの雑音抑制モードが設定されており、シーンに合わせて調整することが可能です。

7位 ニコン 超小型集音器 クリップ・ミニ NHE-01

クリップ式で衣服やカバンなどにつけて使うことができるポケット型集音器です。
落としたり紛失したりといった心配がなく、屋外でも落下や紛失を気にする必要がありません。
また、電池を入れてスイッチをONにするとすぐに使えので、比較的どの世代の方でもスムーズに使えるのが嬉しいポイントです。

8位 ウィンコド 極超高感度集音器

ポケット型ので手のひらサイズの集音器です。
音を集めるマイクとイヤホンが離れているため、キーンといった嫌なハウリング音がしにくい構造になっています。
本体に2つのダイヤルが付いており、慣れれば手元を見なくても簡単に操作することができます。操作がシンプルで扱いやすいため、集音器を使うのが初めてという人にもおすすめの製品です。

9位 RELAXIL 耳かけ型集音

片耳でも使えるタイプの耳掛け型集音器です。
耳掛け型ながらマットブラックのスタイリッシュなデザインが施されており、見た目が気になると言う人の負担も軽減してくれる製品です。
1回のフル充電で最大40時間連続使用できる充電の持ちの良さも特徴的で、リーズナブルな価格のためプレゼントとしても人気のようです。

10位 エックスデザイン沐光VHP702

本体部分が3.85cmと耳掛け型の中でもコンパクトなサイズ感で、つけていてもあまり目立たない耳掛け型集音器です。
2種類の音質切り替え機能を搭載しており、低周波モードは自宅や会議室などの静かな環境に、高周波モードは電車内など騒音の激しい環境に、といった切り替えが本体のボタンを使って簡単にできます。

11位 AudioComm骨伝導イヤホン+集音器セット

骨伝導タイプの集音器で、耳から後頭部へ引っ掛けるようにして装着します。
耳の穴を塞がないので、耳穴への負担がなく使うことができます。
汗や雨にも強く落ちづらいので屋外でのアクティブな活動シーンで使いたいという人にもおすすめです。

12位 cheero Otocarti MATE (軟骨伝導集音器)

耳のくぼみに装着して使用する軟骨伝導集音器です。
集音マイクが付いている本体部分にネックストラップが付いていて、首から下げて使うので落下の心配がありません。
パープルとグリーンの2色展開の可愛らしいカラーリングで、操作も簡単なため、女性に人気のようです。

13位 ATZ-14 ミミハンサー II

ヘッドホンタイプの集音器で、会話を明瞭化して聴こえやすくする特許回路「ニートプロセッサー」を搭載しています。
この機能により、ただ音量を上げるのではなく、音の明瞭度を上げることで言葉をはっきりと聞くことができます。
音質にこだわりたい方にぴったりの製品です。

14位 エックスデザイン沐光 VHP-603

耳穴型の小型集音器です。
非常に小さいため、装着していてもほとんど目立たず、ビジネスのシーンでも人気が高いです。
10位で紹介した「エックスデザイン沐光VHP702」と同様、低、高周波2種類の音質切り替え機能があり、静かなシーンと騒音の激しいシーンそれぞれに合わせた切り替えが可能です。

15位 みみ楽EH-W10

ワイヤレスイヤホンのようなおしゃれなデザインの集音器です。
耳にやさしい快適設計になっており、日常生活で不意に起こる不快な衝撃音を察知して自動で低減する「突然音キャンセル機能」を搭載しています。
突然の大きな音から耳を守り、鼓膜への負担を抑えることができるので安心して使いたいと言う人におすすめです。

関連記事:高齢者が使いやすいおすすめの集音器ランキングTOP10!選び方も徹底解説
関連記事:耳に入れないタイプの集音器おすすめ10選!メリット・デメリットや特徴などを解説!

自宅から購入可能。洗練されたデザインの集音器「オリーブスマートイヤープラス」

オリーブユニオンの「オリーブスマートイヤープラス」は、イヤホンのように装着する耳穴型の集音器です。
高性能な音声認識エンジンの搭載など、自然な聞こえやすさを追求したスタイリッシュなデザインで、つけ心地も抜群。
充電式ですが、連続使用時間が長いというメリットもあります。

価格は税込39,900円で、一般的な補聴器より比較的安価な点も魅力の1つです。
集音器の中ではやや高額かもしれませんが、そのぶん性能が高くなっています。

集音器 オリーブスマートイヤープラス(Olive Smart Ear Plus) | オリーブユニオン公式サイト

まとめ

集音器には、さまざまな形状・タイプのものがあります。
使いやすさの判断基準は人により異なるため、どのような特徴がありどんな人に向いているのかを把握した上で選ぶと後悔せずに済むでしょう。
集音器は、全体的に補聴器よりも比較的安価で、少しばかり聞こえが気になるという人にも使いやすいです。
見た目が気にならないものも多いため、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

言語聴覚士

ゴン・ハンオル

Han Eol Kong

韓国江原道春川出身。幼い頃から祖母と一緒に暮らしていた影響で高齢者関連の学問に興味を持ち、韓林大学聴覚学科に進学。大学時代に耳鳴り治療を開発する企業でインターンシップを経験し、聴覚士資格を取得。その後は補聴器専門センターでセンター長として勤務。現在はオリーブユニオンで顧客へのカウンセリングや製品開発を行うなど幅広く活躍中。

ゴン・ハンオル

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