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補聴器と集音器

更新日:2024.04.22

補聴器のノイズの原因とは?異音の種類や対策方法も徹底解説!

補聴器のノイズの原因とは?異音の種類や対策方法も徹底解説!

せっかく補聴器で聞こえを改善しようとしても、ノイズが出てしまうと装着をためらいますよね。
補聴器のノイズの原因はいくつかあり、中には自分で対処できるものもあります。
ここでは、補聴器のノイズの原因や対策についてご紹介します。

補聴器のノイズの原因1:ハウリング(フィードバック)

補聴器を使っている人がよく経験するノイズは、ハウリング(フィードバック)によって起こることが多いです。
主に、「ピー」や「キーン」といった音が聞こえてきます。
まずは、ハウリング(フィードバック)の原因や対処法を見てみましょう。

ハウリング(フィードバック)の原因とは?

補聴器のハウリングは、音漏れが主な原因です。
補聴器にはマイクとスピーカーがあり、マイクで拾った音を増幅してスピーカーから出し鼓膜に届く仕組みとなっています。

よく、運動会などで司会者がマイクで話そうとしたら「キーン」という大きな音がするのも、ハウリングです。
これと同じ現象が、補聴器にも起こります。

補聴器の場合、スピーカーから出る音が耳の外に一部でも漏れることなく、すべて鼓膜に届くのが理想的です。
しかし、耳の穴の形に合っていない等の理由でスピーカーから出た音が漏れてしまうと、その音をまたマイクが拾ってしまいます。
そして、そのマイクで拾った音がスピーカーから出て、またマイクに届くという状態を繰り返し、「ピー!」と鳴ります。
この状態のことを、ハウリング(フィードバック)と呼びます。

ハウリング(フィードバック)の対策方法

補聴器のハウリング(フィードバック)を予防するには、補聴器と耳との隙間をなくすことが肝心です。
耳栓のサイズが自分に合っていない場合は、サイズを変更するだけで解決するかもしれません。

耳栓のサイズが適正でも、取り扱いがうまく出来ずに隙間が生じる場合もあります。
補聴器の扱いに慣れていない方は、正しい装着方法を一度確認されることをおすすめします。

補聴器の出し入れの際にハウリングすることについては、スイッチのオン・オフのタイミングに気を付けるだけで防げます。
出し入れの際にはどうしても耳と補聴器の間に隙間が生じハウリングしやすくなるため、スイッチをオフにした状態で行いましょう。

補聴器のノイズの原因2:マイクノイズ

マイクノイズは、補聴器を使用する一部の方が経験する現象で、主に軽度の難聴がある方が聞こえやすい音とされています。
具体的に原因や対処法を見てみましょう。

マイクノイズの原因とは?

マイクノイズとは、補聴器のマイクが発する音を聞き取ることを指します。
マイクは、周囲が無音でもわずかな信号を発生させており、その小さな音が補聴器を通して聞こえる可能性があるのです。

このマイクノイズは、補聴器に限らず、音響機器にはごく普通にあり得るものですが、難聴の方は小さな音のため発生していても気づきにくいのが現状です。
しかし、軽度の難聴の方は、マイクノイズが聞こえてくる場合があります。

関連記事:耳あな型補聴器とは?種類別の特徴と、メリット・デメリットを紹介

マイクノイズの対策方法

人によって、マイクノイズが聞こえてしまうのは、ある程度は仕方のないことです。
補聴器に慣れないうちは、気になってしまうかもしれませんが、次第に慣れてさほど問題にならなくなることもあります。

また、マイクの感度を少し下げて調整すると、聞き取りに影響しない範囲でマイクノイズを少なくすることも可能です。
これから補聴器の購入を考える方は、自分の聴力に応じた補聴器を購入することも、マイクノイズの低減に役立つでしょう。

補聴器のノイズの原因3:家電のモーター音

私たちの生活に欠かせない家電製品も、補聴器からの聞こえに影響する場合があります。
一般的な家電製品のモーター音を不快に感じたり、電磁波の影響を受けたりする可能性があるため、原因を知り対処していきましょう。

家電のモーター音が原因とはどういうこと?

冷蔵庫やエアコンなどの家電製品は、使っている間はモーターが稼働し少なからず音が発生します。
中には24時間モーター音を発生しているものもありますが、私たちはこれらの音を気にせずに生活できています。

耳が聞こえにくくなると、こうしたありふれた日常の音が聞こえなくなり、補聴器をつけることで再度耳にすることとなるでしょう。
すると、久々に聞いた音が気になってしまうことがあります。

家電の電磁波が影響してノイズを起こしている場合も

電子レンジなど、電磁波を発生させる機械の影響で、補聴器にノイズが生じる可能性もあります。
電子レンジ以外にも、IH調理器やコードレス電話、Bluetooth機器、超音波洗浄機、自動ドアなどは2.4GHz帯の電磁波を発生させており、これらの機器の近くでノイズが発生する場合は影響があると判断した方がよいでしょう。

自宅でこうした機器を使っていなくても、集合住宅などでは隣の家で電子レンジ等が使われその影響を受けるケースも考えられます。

自宅以外の場所ではノイズが発生しにくい、電子レンジ等を使っている時だけノイズが発生するといった状態にある場合は、電磁波が関係している可能性があります。

家電のモーター音・生活音への対策方法

補聴器を使うことで久々に耳にするようになった家電製品のモーター音が気になる場合は、その音がどこから発生しているのか突き止めることで、自分自身が納得し、不安感や不快感が軽減する可能性があります。
それでも不快さが残るようなら、補聴器を扱うお店での調整も検討しましょう。

電子レンジ等の製品の使用でノイズが発生する場合は、その時だけ補聴器をはずす、その場から離れる等が対処法となります。
常にノイズが発生している場合は、電磁波以外の原因も考えられるため、補聴器を扱うお店で相談しましょう。

補聴器のノイズの原因4:故障

故障によっても、ノイズが発生することがあります。
特に、補聴器を購入したばかりの新品の状態でノイズがある場合は、初期不良もおおいに考えられるため、早めにメーカーや購入店でみてもらいましょう。

はじめての聞こえサポートに「オリーブの集音器」

オリーブユニオンでは、手に取りやすいスタイリッシュなデザインの集音器を扱っています。
最大の特徴は「聞こえのセルフ調整ができる」という点で、音を聞きたいシーンに合わせて、好きな時に、納得がいくまで、自分で調整を行うことが可能です。

調整方法はご自身のスマートフォンを使って行う方法と、専用の調整リモコンを使って行う方法の2種類(併用可)から選ぶことができます。
補聴器や集音器を使った新しい聞こえ方に妥協したくないという方にもおすすめの製品となっています。

関連記事:【2023年10月】補聴器おすすめランキング10選!選び方も解説!

まとめ

補聴器のノイズは、実際に多くの方が経験するものですが、その原因はひとつではありません。
使用する方が注意して防げるものもありますが、そうでない場合は補聴器を扱うお店で調整したり修理したりする必要もあるでしょう。
まずは、ここでご紹介した原因と照らし合わせて、不快なノイズが出ないように対策してみてはいかがでしょうか。

ミミマガジン編集長

大竹 舞

Mai Otake

新潟県出身。保険診療・自由診療の医療機関で接遇・販売を経験したのち、マーケティング部門でオウンドメディアの運用を担当。その際に突発性難聴を発症(現在は完治)。オリーブユニオンに入社後はマーケティング部に所属。自身の難聴経験を活かし、幅広い世代が抱える耳鳴りや難聴の悩みに対して、“わかりやすく、かつ身近な問題として感じてもらえる”をテーマに、ミミマガジンの運用・コラムの執筆にあたる。

大竹 舞

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