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補聴器と集音器

更新日:2023.11.15

集音器はどこで買える?おすすめの販売店や選ぶときのポイントなどを解説

集音器はどこで買える?おすすめの販売店や選ぶときのポイントなどを解説

集音器の購入を検討している時、どこで購入するのが良いのか、どのようなものを選んだら良いのか、決して安価なものではないからこそ慎重に考えたいですよね。
今回は集音器の購入におすすめの場所と、選ぶときのポイントを解説していきます。

そもそも集音器とは

集音器は周囲の音を大きくして聞こえ方をサポートする機器です。
以前より会話やテレビ、ビデオ会議での音声が聞き取りづらくなってきたと感じる方や、よりクリアに音声を聞き取りたいと考えている方におすすめです。
補聴器が「聞こえ方に合わせて大きくする音と大きくしない音を分けることができる」に対して、集音器は「聞こえる音をマイクで拾って大きくする」ことが主な役割です。
集音器は「家電」にされるため、医師による診断がなくてもネットや店頭で購入することができます。

関連記事:集音器とは?補聴器との違いや種類ごとのメリット・デメリットも解説
関連記事:集音器とは?定義や使用におけるメリット・魅力について解説!

集音器はどこで買える?

集音器は大きく分けて以下の5つの場所で購入することができます。

  • ・家電量販店
  • ・ネット
  • ・集音器(補聴器)専門店
  • ・眼鏡屋
  • ・百貨店

ネットや専門店ではかなり多くの製品を取り扱っており、種類や価格帯も広く取り揃えている場合が多いようです。
眼鏡屋や百貨店では種類数は多くはないものの、性能が高いものを揃えている場合や、比較的人気の商品を取り揃えている場合が多いようです。

集音器を買うのにおすすめの販売店とは?

集音器は様々な場所で購入ができるということをお伝えしましたが、実際にどこで買うのが良いのでしょうか。
集音器を購入するのにおすすめの場所について、メリット・デメリットを交えながらご紹介します

ビックカメラ

全国に45店舗を展開する家電量販店です。都市部では駅前への出店が多く、仕事帰りや外出予定のついでに気軽に立ち寄ることができます。
店舗で実際に製品を手に取ることができるため、店員へ製品について相談できることが可能で、サイズや色味も購入後のイメージに落としやすいことが一番のメリットです。
また、集音器の掃除用品、イヤーチップなどの付属用品も単品で購入することができるので、必要なものを必要な分だけその場で購入できるということもメリットの一つです。
一方で、製品の入れ替えが激しいため、再購入や追加購入を希望した際に、取り扱いが終了している場合や、入荷までに時間がかかってしまう場合があるようです。

ヨドバシ.com

ヨドバシカメラの通信販売として運用されているECサイトです。全国のヨドバシカメラで取り扱っている製品がネットスーパーのように購入することができます。
配送料が無料、ネットで注文した商品を店舗で受け取ることができるなどのサービスも行っています。
「集音器」と検索するとさまざまなメーカーの商品が一覧画面に表示され、人気順や価格順などに並び替えることができるので、多くの商品から条件に合わせて選べることがメリットです。
一方で、一部故障・紛失に関する保証等がついていない製品もあるため注意が必要です。
また、実物を見ることができないため、「思っていたものと違った」という場合もあるようです。

オリーブストア

集音器専門メーカーが運用するECサイトです。高性能でスタイリッシュなデザインの集音器が販売されています。
集音器専門メーカーのため、購入後の専属オペレーターによる無料の使い方サポートなども行っているようです。
サポートは年末年始以外全ての曜日で営業しているため、土日などにトラブルが起きても対応してもらことができます。
また、一年間の無料保証の他にもオプションメニューで「紛失」などの際の保証もつけることができるため、そういったリスクが心配な方にも安心です。
一方で、実店舗を持たないECサイトのみでの販売スタイルであるため、実物を見てから買いたいという方にはあまりお勧めできない場合もあるようです。

レンティオ

最新の製品を買わずにレンタルして使えるサービスを提供しているECサイトです。
必要な期間だけ製品をレンタルすることができ、製品が気に入った場合、そのまま購入することも可能です。
7泊8日や、14泊15日、1ヶ月などレンタル期間が選択できるので、聞こえのサポートが必要なイベントに合わせて借りられる点がメリットです。
一方で、レンタル延長による追加料金や、購入の可否はレンタル予約時から変動することがあるようです。
また、商品ページに「新品」「新品保証」の表示がある場合を除き、原則として新品ではなく点検済みのリユース品となるため、そのまま購入する場合は新品ではないことがあります。
自分で購入するなら新品が良いという方には不向きかもしれません。

楽天市場

ショッピングモール型のECサイトです。
ネット通販でも大手サイトであるため、利用したことがあるという方も多いので
はないでしょうか。楽天市場は商品数が多く、集音器だけでも8,000件近い製品が存在します。
口コミ・商品レビューの件数が多く、購入前に実際に使用している人の使用感を読むことができる点がメリットです。
また、楽天は商品を購入した人だけが口コミ・レビューを記入できるため、信ぴょう性が高いという点もメリットの一つです。
一方で、楽天市場には集音器だけでも8,000件近い製品がありますが、全く同じ製品が複数の店舗で販売されていることが多いため、料金や送料、お届けまでの期間がショップごとに異なり、比較や見極めが難しいという点があります。

集音器を選ぶときのポイントとは?

ここまで集音器を購入する場所について解説してきましたが、最後に集音器自体の選び方についても簡単に解説します。

①デザイン
集音器は耳の穴にフィットさせる「耳穴タイプ」、耳の穴に入れて耳に引っ掛ける「耳かけタイプ」、耳の穴に入れない「骨伝導タイプ」、「スピーカータイプ」など様々なデザインがあります。

②集音力
集音器は、「dB」という最大音響利得という、ボリュームを最大にした時にどのくらい音を増幅できるかの度合いが単位で表記されています。
集音器では最大音響利得が20〜50dBの製品が多く、最大音響利得の数値が大きいものほど集音力が高いものになります。

③集音以外の性能
集音器は雑音抑制やハウリング抑制機能があるもの、左右で音量を調節できるもの、屋外や屋内などでモードの選択ができる製品があります。
操作が簡単にできるかなども選ぶポイントとして重要です。

関連記事:【集音器】おすすめの機能や選ぶ際のポイントを詳しく解説!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
この記事では集音器が購入できる場所について、メリットやデメリットを交えて解説しました。
最近では様々な製品の購入にネット通販が使われていますが、実際に身につけるものは目で見て、手に取って選びたい、という方も多いですよね。
今回ご紹介したように、ネット通販と店頭販売にはどちらもそれぞれの良さがあると思いますが、ご自身が集音器選びにおいて重視したいポイントを抑えたうえで、ぴったりな集音器を探してみてください。

クリアな音質・高いデザイン性 | 集音器なら Olive Smart Ear Plus

Olive Smart Ear Plus(オリーブスマートイヤープラス)は、ワイヤレスイヤホンのようなおしゃれなデザインの集音器です。

スマートなデザインながら機能も充実しており、補聴器と同等の集音力を持ちながら、会話を立体的に捉える『3D集音』、雑音を除去する『雑音抑制機能』、不快な音を抑えた『ハウリング抑制機能』など様々な機能が搭載されています。

さらに、スマートフォンの専用アプリと連携させることで、ワンタッチで集音モード切り替えが可能で、自分自身の好みに合わせた調整を行うことが可能です。
集音器製品について>>

オリーブ製品開発の思い

オリーブでは製品開発の中心に「聞こえのスペシャリスト」である言語聴覚士がいます。

オリーブの製品開発の中心を担っている韓国オフィスでは、オリーブセンターという施設を開放しています。
オリーブセンターには言語聴覚士が常駐しており、誰でも製品の使い方や、聞こえに関する悩みを気軽に相談することができます。
また、製品を利用している方々のリアルな意見を聞くことができる場所でもあり、実際の利用者の方々から集まった意見を元に、日々製品のアップデートを行っています。
言語聴覚士について>>

◼︎言語聴覚士 ゴン・ハンオル
・HALLYM UNIVERSITY 聴覚学科卒業
・新生児聴力選別検査修了(韓国聴覚学会)
・韓国聴覚士協会聴覚士資格取得
・耳鳴りプログラム開発参加
・キムスヒアリング補聴器センター センター長

言語聴覚士 ゴン・ハンオル | 聴覚士証明書

ミミマガジン編集長

大竹 舞

Mai Otake

新潟県出身。保険診療・自由診療の医療機関で接遇・販売を経験したのち、マーケティング部門でオウンドメディアの運用を担当。その際に突発性難聴を発症(現在は完治)。オリーブユニオンに入社後はマーケティング部に所属。自身の難聴経験を活かし、幅広い世代が抱える耳鳴りや難聴の悩みに対して、“わかりやすく、かつ身近な問題として感じてもらえる”をテーマに、ミミマガジンの運用・コラムの執筆にあたる。

大竹 舞

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