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子どもの耳鳴りに気づくには?見逃さないでこんなサイン - オリーブスマートイヤー 公式サイト
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子どもの耳鳴りに気づくには?見逃さないでこんなサイン

子どもの耳鳴りに気づくには?見逃さないでこんなサイン

小さい子どもは症状や物事をうまく言葉で言い表せないこともあるため、耳鳴りの症状があっても周りの大人たちが気づくことが遅れることがあります。ここでは、子どもの耳鳴りのサインや原因、対処法を紹介します。

 

子どものこんなサインは要注意

耳鳴りは大人の病気というイメージが強いですが、子どもにも起きうる症状です。このような場合は、耳鳴りをともなう疾患をかかえていることもあるため、すぐに耳鼻咽喉科を受診するようにしましょう。

  • 話しかけても返事がない
  • 後ろから呼んでも気づかない
  • 話している時に聞き返しが多い
  • テレビの音を大きくする・近づいて見る
  • 話し声が大きい
  • 耳をしきりに触って気にしている
  • 何も聞こえない場所でも「この音なに?」「何か聞こえる」と言う
  • 夜の寝つきが悪い
  • (乳児の場合) 夜泣きをする、機嫌が悪い

 

子どもの耳鳴りの原因で多いのは中耳炎と外耳炎

子どもの耳鳴りの原因は、中耳炎や外耳炎であることが多いものです。中耳炎と外耳炎の症状を詳しく見てみましょう。

急性中耳炎

  • <原因・症状>
    6歳以下の子供に多く、鼻炎や咽頭炎を起こした時に発症する傾向にあります。風邪をひいたときに熱があり、耳が痛いと訴える場合は、急性中耳炎を引き起こしている可能性があります。急性中耳炎は風邪をひいて鼻が詰まってしまうと、鼻腔の炎症が耳管から中耳にまで及んでしまうために起こります。鼓膜の奥の空洞に膿みがたまると、耳垂れが出ることもあります。耳鳴りや難聴の症状が出ることもあります。
  • <注意したほうがいいこと>
    鼻を強くかみすぎないように気をつけることが大切です。また、中耳炎にかかったら入浴や運動はせず、痛い耳を上にして寝るようにしましょう。子供は特に夜中に耳が痛いと訴えるケースが多く、救急病院を受診することもあるようです。耳垂れが起きた場合はガーゼでふき取って応急処置をします。
  • <治療法>
    抗生物質が必要になる場合はありますが、自己判断は禁物です。実際に服用するかどうかは医師の診断に従いましょう。早期に適切な治療を行うことが重要で、慢性化すると重症化しやすいので注意が必要です。

滲出性中耳炎

  • <原因・症状>
    キーンという耳鳴り、耳閉感、難聴、自分の声が響くといった症状が特徴的です。また、子どもの耳管は短くまっすぐなため、子どもがかかりやすい病気で、5~6歳までの幼児の患者が多いです。滲出性中耳炎が起こる原因は、中耳で炎症が慢性化し滲出液が中耳腔にたまってしまうことです。子どもは耳管の機能が未成熟なため、この浸出液がたまってしまいやすいのです。急性中耳炎が滲出性中耳炎に移行してしまうケースもあります。
  • <注意したほうがいいこと>
    急性中耳炎と異なり痛みがないため、発見が遅れるケースもあります。「後ろから声をかけても返事をしない」「手を耳にしきりに持っていく」「夜泣きの様子がいつもと違う」など、普段と違うサインが見られたら、小児科や耳鼻咽喉科を受診しましょう。
  • <治療法>
    難聴や鼓膜の変化などがなければ、3カ月以内は自然治癒が期待できるため、経過観察をすることが推奨されています。この期間を過ぎても自然治癒が見られない場合は、手術が必要になることもあります。

外耳道炎

  • <原因・症状>
    主に耳掃除が原因で、皮膚に細かい傷がつき、細菌が感染することによって炎症を起こしてしまいます。キーンという耳鳴り、耳のかゆみ、発熱のほか、耳の中に強い痛みを感じ、耳を触られるのを嫌がって泣くこともあります。ひどくなると耳の下のリンパも腫れますが、外から見えないところが腫れることもありますので自己判断は禁物です。
  • <注意したほうがいいこと>
    耳掃除は成人では月に1度が目安と言われています。子どもは耳が小さく、耳掃除の際に外耳に傷がついてしまいやすいので、耳鼻咽喉科で行ってもらうとよいでしょう。
  • <治療法>
    炎症が軽ければ自然治癒もありますが、中度の場合は抗菌剤の点耳薬、ステロイド、軟膏などを幹部に塗ることがあります。

この他にも、子どもの耳鳴りには、騒音下で長時間過ごすことで起きるものや、ストレスに起因するものもあります。気になるサインがあった際は、耳鼻咽喉科を受診しましょう。

 

子どもにもある突発性難聴

突発性難聴は、突然片耳が聞こえにくくなったり、相手の声が聞きづらくなったりする症状で、「キーン」「ブーン」といった耳鳴りや回転性のめまい、吐き気、耳閉感を伴うことがあります。年齢を問わずかかる傾向にあり、最近では10代〜20代の若い人にも見られます。
突発性難聴の前兆には、「耳が詰まった感じ(耳閉感)」「音が二重に聞こえる」「音が響く」などがあります。子どもの場合は特に、中耳炎が原因となり突発性難聴にかかることがあります。突発性難聴は、早期の治療がその後の聴力の改善を左右します。気になるサインが見られたら、すぐに耳鼻咽喉科を受診しましょう。

 

頭痛を伴う耳鳴りは頭痛外来を

耳鳴りのほかに、頭痛やまめい、目の見え方がおかしいといった症状がある場合は、偏頭痛の可能性もあります。

  • <症状>
    子どもの偏頭痛はめずらしい症状ではありません。大人の偏頭痛の特徴と異なるのは、痛む時間が短く、頭の両側が痛む点です。急に頭痛が起きるものの、短い時間で回復するので、周囲も大きな問題ととらえず誤解されてしまうこともあります。
  • <注意したほうがいいこと>
    子どもの頭痛の訴えは、大人の頭痛の特徴と少し異なるために見過ごされてしまうケースもあるようです。子どもの頭痛は、ストレスや運動、寝不足、アレルギーなど、様々な原因が考えられますが、脳の疾患が隠れていることもあります。子どもが何度か頭痛を訴える場合は、速やかに頭痛外来を受診しましょう。
  • <治療法>
    生活習慣を整えることを推奨されます。もし頭痛の発作が出たら、暗い部屋で頭を冷やし、静かに横になるとよいでしょう。症状が重い場合は薬物療法も検討されます。

 

まとめ

子どもの耳鳴りは、風邪による中耳炎や外耳道炎のほか、突発性難聴や偏頭痛にも見られます。お子さんの様子に注意し、いつもと違うサインが見られた場合は自己判断せず、速やかに病院を受診しましょう。




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